昔は

縄屋が縛っていたのだが、最近の日本人は自分で自分自身を縛るのもブームだとか。
自分で自分のことをきつく縛り、その縛り具合を自慢しあうのが全国で流行している。
  
縛られる事を拒否する人も強制的に縛り付け、自分のことを縛り付けていない者を「不審者」と呼ぶ。
自分の自己満足でやっている事を他者にも強制する。我々と同じく縛られの民となるか、それとも不審者となるか。
  
縛られる事になれた者は縛られる事を常識と捉え疑う事をせず、ただただ漫然と縛られる日々を送る。
縛られる事を拒む者は何をやったのか。縛られる事を常識とするものは「縛られない事は罪である」と認識をしている。果たしてこれは尋常であるか。